世界の大学ランキングにみる日本と外国の違い

豆知識

日本にはおよそ800弱の大学が存在し、世界全体ではおよそ30,000弱の大学があると言われています。「大学」をどのように定義するかによってその数は変わるため、正確な数は把握することが難しいと考えられていますが、既に存在している大学ではどこがトップになるのでしょうか?今回は世界中にある大学のランキングに着目していきましょう。

THE 世界大学ランキング2020

THE (Times Higher Education)」というイギリスの高等教育に関する専門誌では毎年、世界の大学ランキングを発表しています。大学ランキングを作成する際の評価指標としては、「教育」「論文引用」「研究」「国際」「産学連携」これらの5つの分野による観点が盛り込まれています。直近では2019年9月12日に世界大学ランキング2020が発表されました。第1位はイギリス・オックスフォード大学であり、前回と同じ結果となっていました。第2位はアメリカ・カリフォルニア工科大学、第3位はイギリス・ケンブリッジ大学と続いております。上位ベスト10にランクインしている大学の所在地割合を見てみると、アメリカが7校、イギリスが3校とこれらの2カ国によって上位を占めています。 

それに対して、日本の大学はどのような結果になっているのでしょうか?日本の最高学府である東京大学は第36位、西の雄である京都大学は第65位にそれぞれランクインしています。これらのことから、日本の大学と欧米の大学のトップの間には大きな差がついていることがわかります。 

先進国の高等教育

日本の一般的な大学生の場合は、4月に入学し卒業まで4年間履修するケースが大多数ですが、アメリカの場合、9月〜翌5月までで1つの単位とし、4年間履修することが多いです。一方イギリスの場合は、多くが9月から翌6月までの3学期制となり、3年間で専門分野の勉強を進め学位を修得するというのが一般的です。 

教育のカリキュラムに関しても国によって違いがあります。アメリカの場合には、1-2年目で教養科目を履修の後、3-4年目に専門科目を履修することが多いです。教養科目の履修後に専攻分野を決めていくという流れです。そのため、幅広い分野を学習できることが特徴です。それに対して、イギリスの場合では大学入学時の成績基準により、専門課程に進むうえで必要とされる最低限のスキルが身についていると判断されるため、教養課程がないことが多く1年目から専門課程を履修します。 これらのように同じ先進国でも教育システムは大きく異なっており、日本からの留学生は何を学びたいかということだけでなく、どのように学びたいのかという視点でも留学先を選択することが可能となるのです。 

まとめ

上位ベスト10を占めているのがアメリカとイギリスの大学である理由として、学力水準が高いだけではなく、歴史による裏付けに加え、各国首相やノーベル受賞者など、著名人の輩出といった要因も考えられます。また、各国独自の教育システムを構築していくことにより教養の高い人材を育成し、様々な研究分野での質を担保することにもつながるでしょう。  

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