ご挨拶

- 海外不動産投資をもっと身近に -
“グローバル不動産ジャーナル” 発行によせて 
            発起人・田邊 浩久

"20年近くに渡り、10ヵ国20都市を超える国や地域の不動産事業に関わってきた中で、日本人の海外不動産への関心の急速な高まりを感じます。 直近の2019年上半期の日本発の海外不動産投資額は19億ドルとなり、前年同期と比較して約3倍(出典:日本発のアウトバウンド不動産投資 2019 年上期,CBRE)にも及んでいます。
一方で、日本人の方々の多くは、大半の資産を円建て資産で保有しており、海外通貨建ての資産保有に関してはまだまだおよび腰であるのが現実です。

プロによるフェアな情報提供を

興味はあるが、何にどう投資をすれば良いかわからない、国内投資と同様にローンを使えるのだろうかなど憶測ばかりで答えが身近にないなど理由は様々だが、こうした状況を作り出している大きな要因の一つに海外不動産情報の“断片化”が挙げられます。
インターネットで海外不動産について検索すると、たくさんのサイトが見つかるが「情報が古い」「購入ノウハウばかりで管理ノウハウがない」「特定の国・都市のみを斡旋している」など、本当に得るべき情報がまとまっていないだけでなく、特定の案件への興味を斡旋する内容に偏っています。
こうした状況に対し、業界の専門家による、特定の企業や個人の利益のためでなくフェアな立ち位置で、正しい海外不動産情報を提供するメディアの必要性を感じ、このグローバル不動産ジャーナルの立ち上げに至りました。
我々プロフェッショナルの実務を通じた経験に裏打ちされた情報が、読者の方々の海外不動産に対しての興味喚起や理解を深める一助になれば幸甚です。

 

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