インターネットで調べる
現代ではスマートフォンやタブレットの普及により、誰もがいつでもどこでも様々な情報を入手できる時代です。これは海外不動産についても同じです。基本的な情報や知識であれば様々な方々のブログや記事がネット上で出回っていますのでまずは書いてあることを鵜呑みにするのではなく、一意見として読んでみるのも良いと思います。ブログや記事等で大方読み終えた後にもう一歩踏み込んだ情報収集の際のポイントとなるのが、検索方法です。英語に抵抗感がない方であれば可能な限り英語で検索を行い、各国現地の不動産マーケットレポートや指標等を読み漁ることが一番の理解に繋がると思います。この時、検索する際の一例としては、例えばアメリカ合衆国カリフォルニア州ロサンゼルスエリアの不動産売買価格トレンドを知りたい場合は、「LosAngeles Property(Real Estate) sales trend」のような形式で検索をかけることを推奨致します。多くの場合、先進国であればネット上で多くのことを調べることは可能です。
情報の精度・質という点では、PDFファイル、Wordファイル、記事本文という順であることが一般的です。 個人の意見や特定の業者が発信している情報ではなく、各国行政機関や国際的な組織から公表されている統計やレポートなど、質にこだわった調査を行いたい場合は、同じキーワード検索であっても、PDFファイルを指定して検索することで、期待する情報を入手しやすくなるでしょう。
専門家に話を聞いてみる
上記、「ネット調べる」で手に入る情報を調べ方次第では非常に有用な情報も手に入りますが、当然ながら時間がかかり、労力も相当なものです。また先進国以外の例えば東南アジアやその他諸外国の不動産情報を知りたいと思った際にネットで検索をかけても出ないことが多く、情報も限定的です。
このような場合にはその国々に精通した専門家や海外不動産を取り扱っている不動産業者に話を聞いてみることは非常に有効です。不動産業者によっては偏った見解や所謂「押し売り」をする会社もあるかとは思いますが全ての会社・担当者がそのようなわけではありませんし、その際に日本や目的国以外と比較した話なども聞けるとより良い機会になるのではないかと思います。
会社が主催しているセミナーや海外不動産の合同イベントなど現在では都内を中心に地方都市でもそのような場は定期的に催されていますので一度足を運んでみるのも良いかもしれません。
本を読む
ここまで「ネットで調べる」や「専門家に話を聞く」という情報収集方法について記載しましたが、最後は 本を読むことで情報収集できることについて簡単に触れたいと思います。
本でしか得られない情報とは、その本の著者が実際に海外不動産投資を行った際の具体例を交えたエピソードや該当国・エリアの不動産マーケットのみならず経済指標等々、一気通貫でまとまった情報を自身で調べずともセミナー会場に足を運ばずとも手に入ることです。投資に関する本が多い為、必然的に肯定的な話が多いのは事実ですが、中には保有期間中の管理に関する話や失敗例の話など、購入前の方々にとって不安な点にフォーカスした本もあります。東南アジアに興味がある方でもアメリカなどの先進国に関する本も読んでいただき、総括的に比べてみることをお勧め致します。
まとめ
情報の多様化により日々様々な情報を得やすい環境下にある中で、偏った意見や肯定的な意見だけにとらわれず、小さなことにでも「なぜ?」という疑問を持ち、自身で情報の取捨選択を行うことが投資成功へのはじめの一歩になります。
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